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 2007-02-03 Sat 23:59  

「地球(ほし)の旅人」展@都写美

                  
新規コレクションと同じ時期に地下1階の展示室で日本の新進作家を紹介する写真展をやっていたので、興味があって見に行った。

東京都写真美術館「地球(ほし)の旅人・新たなネイチャーフォトの挑戦 日本の新進作家VOL.5」

「新たなネイチャーフォトの挑戦」と銘打ち、3人の新進作家の作品を展示していた。

入り口から入るとまず前川貴行さんの動物たちの写真群が目に入ってきた。
前に務めていた会社で星野道夫さんの写真をプリントさせてもらっていたが、撮影者によってかなりスタンスが違うなと感じた。
星野氏の写真は厳しい自然で生きる動物たちの姿がその自然のままに映し出されていた。
前川氏の写真をみると、どうも動物たちがみんな優しく感じた。壁一面に大きくプリントされた、アメリカグマが魚をくわえている写真も、熊の目に優しさがただよっている。ここに撮影された前川氏の心が反映されているのだろうか?瞬間瞬間を写し取る技術はすごいと思ったが、その動物たちの、それまで生きてきた背景がなかなか伝わってこなかった。

次に菊池哲男氏の山岳写真を見た。
純粋に「すごい」と思った。その山を知り尽くしている、愛しているんだなと感じた。後ろで菊池氏本人がいらしていて、中高年の男性とお話しされていた。その男性のお話が耳に入ってきたが、「どういう技術でこの写真が撮れるのか?」という点に注目されていたように感じた。
写真って同じ場所で、同じ機材で撮影しても、撮影者の心が入った瞬間にまったく違う写真となる。良い機材とテクニックさえあれば良い写真が撮れると思っている人は多いと思うが、一番大切なのは撮影者の「心」なのではないだろうか?菊池氏の写真は見ただけで、撮影者のその山に対する想いを感じることができた。だから「すごい」と感じることができたのだと思う。

最後に林明輝(りん・めいき)氏の写真。
すごい完成されているなと感じた。表現したいものがストレートに自分の中に入ってきた。林氏の持つクリアーさが今でも印象に残っている。
とくに森の木々の緑がとても美しかった。
自分もああいう写真を撮ってみたい。そう感じた写真だった。

今から10年ほど前、風景写真といえば竹内敏信氏と前田真三氏だった。あの時は「あぁ、自然ってこんなに美しかったんだ」ということを再認識させられた。
今、ネイチャーフォトはさらに深化しているように感じた。より風景を私的に捉える流れが出てきているのだと思う。
これからも新しい作家さんたちがどんどん出てくるのだろうが、より個性的な写真が出てきてくれれば楽しいなと思った。

theme : 写真展
genre : 写真

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こぉらす

  • Author:こぉらす
  • ブログ開設:2006年11月1日

    最近は山よりも街の写真が増えてきています。
    ホームタウンの墨田・台東エリアを中心に、下町や山の魅力をお伝えします。

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    【Nikon F-mount】
    AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
    AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
    AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G
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